投資信託をレポート

たとえばSの業績です。
1株益を見ればすぐに分かるように、連結になると、3月期は本体の3倍、3月期でも2倍以上の数値になる見込みです。
連結には本体も含まれますが、それにしてもこれによってSの本社を含むグループ企業がいかに高収益を上げているかが分かります。
しかも1株益も営業利益も確実に増えるのです。
同社の株価が上がり続けている理由はここにもあることを見逃さないようにすべきです。
でも連結の1株益を用いてPERを計算するとどうなるか。
日本株のPERが高いという説に対して、一つの答えを出してくれるのです。
「日本株のPERは高すぎる」株の専門家たちもこういっています。
米国は平均加倍ほどなのに対して、日本は東証1部銘柄で卵倍ほど。
米国の2倍以上ですから確かに高いことになります。
ではSはいくらか。
8月末時点で8倍前後です。
米国の3倍どころか、日本の平均よりさらに高くなっています。
これでは確かに「S株もPERが高すぎる」ことになります。
FとO電気の違いはここにある。
1次はFを見ます。
まずは説明抜きに数字だけを見ましょう。
5年3月期は、本体の1株益は2・7円であったのに対して、連結のそれは1・1円。
利益を見ても本体が601億円なのに対し、連結は461億円と少なくなっています。
本体の頑張りに対して、関連企業のどこかが赤字を出していたことになります。
ところが2000年3月の予測になると、状況は大きく変わってきます。
本体の1株益が2.0円の見込みなのに対して、連結は1・0円。
明らかに連結の対象となる傘下企業の業績が順調で、収益が伸びつつあることが分かります。
それを連結だけで見た場合、1株益は3・1円が4・9円になるわけですから、素晴らしい増加ぶりになります。
この形なら株は上がって当然になり、実際に株価も上がったのです。
問題はこれからになりますが、卵年の連結の業績予測がどうなるかがカギを握っています。
いまはまだどう変化するか分かりませんが、F株の所有者は最大の注意が必要です。
それにしてもF、S、その他ハイテク株は上がりました。
そうなった理由として情報通信産業の中核企業であることがあげられます。
でも同じくO電気も情報通信関連企業の一つですが、同社株は下がり続けています。
時代のテーマに合った事業を展開してはいるのに、なぜか。
それは収益の伸び悩み。
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